子どもの病気事典 – 心房中隔欠損症
子どもの病気事典： これだけは知っておきたい、子どもがかかりやすい病気を紹介します。 小さな変化も見逃さないよう、 ふだんから注意深く確認して、症状とケアをチェック。 いつもと違う見慣れないしぐさや症状を発見したら、すぐ医師に相談しましょう。
RSウイルスって？
心房中隔欠損症は左右の心房を分けている心房中隔に穴が開いている病気です。
左心房（動脈血）が右心房（静脈血）に混じり、肺に負担がかかります。
穴の大きさやあいている場所によって、病気の重さが異なります。
何歳位でかかるの？
先天性ですが、子ども時代には症状が出ず、大人になって気づかれることが多いようです。
症状は？
子ども時代は、ほとんど症状はありません。大人になって、動悸や息切れ、悪化すると心不全になることがあります。
治療法・予防法？
治療の必要がない例から、手術を受けなければならない重症の人までいます。
穴が小さい場合は、生後１歳くらいまでに自然に閉じることもあるようです。
X線検査や心臓の超音波検査なども行われ、治療法が決められます。
お家でのケア方法？
重症でない限り、普通の生活ができます。
