子どもの病気事典 – インフルエンザ
何歳位でかかるの?
年齢を問わずかかります。
症状は?
普通の風邪よりも全身症状(体の痛み、頭痛、全身のだるさ)が強く出るのが特徴です。
突然の高熱、悪寒などの全身症状で始まります。流行するウイルスの型はその年によって少しずつ異なりますが、症状は同じです。高熱と悪寒、ふるえ、全身の痛みや頭痛などの全身症状と喉の痛み、咳、鼻水などのかぜ症状がみられます。症状は2~3日がピークになりますが、熱は1週間程度続く重症の人もいます。2~3日ごろから激しい咳が数日続きます。
治療法・予防法?
タミフルや5歳から使用できるリレンザは発熱を1日短縮し、症状を軽快させます。使用するかはかかりつけ医師と相談してください。
通常の(季節性)インフルエンザが流行するのは12~2月にかけてです。また新型インフルエンザの流行も考えられるので、インフルエンザの予防接種を早めに済ませておきましょう。
お家でのケア方法?
体温、顔色、機嫌、咳の程度、便の状態、おしっこの量・色を観察します。
インフルエンザはタミフルを飲まなくても、発病1~2日の夜間、高率に異常行動を起こします。特に夜間就寝時は本人に付き添ってあげてください。
水分は十分与えます。汗をかいていたら、こまめに着替えさせ、蒸しタオルなどで体を拭いてあげます。
頻回の嘔吐やけいれんを起こした時には、すぐに小児科の病院を受診しましょう。