女性の病気事典

女性の病気事典 – 前置胎盤

女性の病気事典 前置胎盤 女性の病気・トラブル 症状

女性の病気事典:気をつけたい女性の病気・トラブル・症状をピックアップ。少しでも気になる時は、早めに病院を受診するようにしましょう。

前置胎盤って?

前置胎盤って?

通常子宮体部にある胎盤が、子宮口を覆う状態で形成されてしまうと前置胎盤となります。子宮口を覆う程度により、「全前置胎盤」「一部(部分)前置胎盤」「辺縁前置胎盤」に分けられます。子宮内膜の炎症や子宮奇形などがある場合に起こりやすいとされ、初産婦より経産婦に多くみられます。

どんな症状?

症状としては、
  1. 痛みを伴わない不正出血がある
  2. 胎盤が胎児より先にあるため、産道に胎児の頭が下がってこない

基本的に妊娠初期は症状がありません。妊娠後半期、痛みのない鮮やかな出血があったら気をつけてください。出血後、そのまま治療を受けずにいると大出血のため血圧の低下が見られ、輸血が必要になることも。

監修:医学博士、元東京女子医学教師

有楽橋クリニック前院長 林泰

女性の病気事典 TOP ページ ➡︎➡︎➡︎