女性の病気事典 女性の病気事典 – 産後うつ 女性の病気事典:気をつけたい女性の病気・トラブル・症状をピックアップ。少しでも気になる時は、早めに病院を受診するようにしましょう。 産後うつって? 産後うつって?「マタニティーブルー」に似た症状が長期間続き、より深刻な場合「産後うつ」と診断されます。「産褥うつ」「産後抑鬱症」あるいは「育児ノイローゼ」などともよばれる「産後うつ」は、うつ病の一種で、一過性の「マタニティ・ブルー」と異なり治療が必要です。産後うつは産後3~6週間ほどから症状が出始め、数ヶ月にわたり不安・自信喪失・恐怖・疲労・孤独感などさまざまな症状に苦しめられます。ひどくなると日常生活にも支障をきたすようになり、やがて精神障害や子どもの虐待に至る恐れもあるため早期治療が肝心です。 どんな症状? 症状としては、わけもなく涙もろくなる眠れない気分がひどく沈み、落ち込んでしまうイライラして、周囲の人に八つ当たりしてしまう食事が食べられなくなる、または逆に食べ過ぎてしまう集中力が低下するなにかに対し不安な気持ちになることが多い夫に愛情を感じられないなど。「マタニティー・ブルー」から「産後うつ」へ移行する場合もあります。こうした症状が1ヶ月以上続くようなら放置せず、すぐ産婦人科か精神科に相談しましょう。 監修:医学博士、元東京女子医学教師有楽橋クリニック前院長 林泰女性の病気事典 TOP ページ ➡︎➡︎➡︎