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女性の病気事典 – 切迫流産

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女性の病気事典:気をつけたい女性の病気・トラブル・症状をピックアップ。少しでも気になる時は、早めに病院を受診するようにしましょう。

切迫流産って?

切迫流産って?

流産は妊娠初期の4~12週に起きやすく、特に妊娠11週ごろがもっとも発生する危険性が高いといわれています。「切迫流産」は流産しかかっている緊急状態です。原因は胎児側、母体側の両方が考えられます。妊娠初期の流産の原因は、主に胎児側にあるといわれています(染色体異常、卵子の異常など)。母体側の原因としては、子宮の形、子宮内膜に異常があって受精卵が着床しにくい場合、そして知らないうちに炎症や感染が発生していることなどが挙げられます。妊娠前からこれらの異常がないかどうかをチェックすることで、流産を防ぐことができます。また、妊娠が分かったら激しい運動やスポーツを控えめにする心がけも必要です。

どんな症状?

症状としては、

  1. 少量の出血
  2. 下腹部につっぱった感じの軽い痛み(下腹部痛は感じない場合もある)

少しでも兆候がみられたら診察を受け、医師の指示に従うようにしましょう。状況にもよりますが、妊娠を継続できる可能性もあります。

【医学事典より】                             

  • 少量の出血(妊娠初期)
  • 下腹部につっぱった感じの軽い痛み(下腹部痛は感じない場合もある)(妊娠初期)
  • 破水(羊水が流れてしまう)(妊娠後期)

 

監修:医学博士、元東京女子医学教師

有楽橋クリニック前院長 林泰

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